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ご挨拶
NPO法人 KリーグインターナショナルネットワークスのKは、KIDSを意味し、その名のとおり子供達の固い友情の絆を世界的につなぐことを目的に活動しております。国内大会も11回を数えるまでになり、12回大会からは、ワールドカップ開催へと体制も新たに進めてまいります。これもひとえに、この活動にご賛同下さり、支えて下さる賛助会員の皆様、並びに御参加下さる各道場、ジムの関係者の皆様、そしてKリーグ役員各位の方々のご理解とご協力の賜と深く感謝申し上げます。
近年より、K-1甲子園と題し、10代の子供達が、プロのリングに立ち、熱く闘う姿を、様々なメディアを通して目にする事が出来るようになりました。野球やサッカーもそうですが、まずその輝いている姿を見る事によって、子供達が憧れや夢を抱くようになります。彼らの目標が出来て嬉しく思います。
誰も助けてくれないリングの中で一対一で闘うことで恐怖や痛さを乗り越え、勇気や我慢を身につけることは、現代の日本の子供達にとって、家庭や学校では教えられない貴重な体験学習だと考えております。子供達に、人間の本質の部分を磨いてもらいたい。人間の芯をつくって欲しい。その一心で、この大会を続けております。今の子供達は心も体も弱くなったと言われます。私は断じてそんなことはないと思います。このKリーグに挑戦してくれる子供達は、リングの中で一歩も引かず、堂々と闘います。今の子供達でも、その環境があれば、必ず成長するのです。それは私自身がこの数年間の大会を通して、心から実感するところであります。毎年どんな熱い闘いが繰り広げられるのか楽しみにしております。彼らの姿は、我々大人にも大いなる勇気を与えてくれるのです。Kリーグのリングに立つ彼らの立派な姿を、しっかり見届けてあげて下さい。その勇姿から、世界の未来が明るく見えてくることを確信しております。
須 田 達 史 NPO法人 Kリーグインターナショナルネットワークス代表理事 株式会社ヒューマンパワーイノベーション代表取締役
1964年、長崎県生まれ。幼少より剣道、柔道、空手などの武道を経験し、16歳で国際空手道連盟極真会館に入門、19歳で黒帯を取得する。上京後、20歳でキックボクシングを始め、23歳で日本チャンピオンとなる。その後、数年間タイ・オランダへ武者修行に出かけ、世界トップレベルのノウハウを修得。帰国後、体幹チューニングと体幹チューンナップをベースとした須田式体幹メソッドを確立し、空手・キックボクシング・シュートボクシング・K-1選手等のトレーナーを務め、数多くの日本チャンピオン・世界チャンピオンを輩出する。一方で、自らを「魂の伝道師」と称し、自らの武術で培った精神力や集中力を伝授するための講演活動を精力的に行い、有名企業経営者や幹部社員の士気向上に貢献。周囲の強い要請から、この講演と須田式体幹メソッドを集中して行う「須田塾」を開始。そのめざましい効果に全国の若手企業経営者から好評を得ている。これらを背景に、後生の育成にと子どもの心と体を強くする格闘技ジムを開設、多くの子どもたちを指導。2003年にはNPO法人Kリーグを発足させ、5歳〜15歳の国際武道大会を全国規模で主催し、その啓蒙と普及に努めてきた。そしてこれをさらに世界へと発展させようとしている。
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